女性なら恋愛関係に選ぶ男性パートナーに対して、一度でも悩んだことがあるだろう。
「私ってもしかして、ダメンズ・ウォーカーかもしれない・・・」
ダメンズ・ウォーカーとは何か?
Wikipediaを要約して書き記しておく。詳しくはリンクを飛んで読んでみて。
ダメンズ・ウォーカーとは元々、雑誌「Men’s Walker」をもじって付けられたものである。
ダメな男ばかりを選んでしまうこと、または、男をダメにしてしまうことを指している。(Wikipedia)
ダメンズウォーカーの語源となった漫画「だめんず・うぉ〜か〜」のリンクも最後に貼っておくので、興味があったら読んでみて。
(ちなみに私は潜在意識に刷り込まれそうなので読んだことはない)
それではダメンズ・ウォーカーになる傾向と対策、心理などについて、実例も兼ねて解説していく。
ダメンズウォーカーは幸せへの通過点!【傾向と対策を実例で解説】
【朗報】ダメンズ・ウォーカーであることは幸せへの通過点ではないか、と思っている。
ダメンズ・ウォーカーは能力が高い女性に多い。能力が高い女性ほどダメ男を選びがちな傾向にある。
ダメンズ・ウォーカーと聞くと最初にイメージされるのが、「メンヘラ」だ。
しかし深掘りするとメンヘラは能力が高い人がその力を使いこせなくて、無力化し、病んでいる場合がほとんどだと思っている。
メンヘラについての分析は下記の記事をどうぞ。
メンヘラについて深掘りしてみた記事
ダメンズ・ウォーカーに陥りやすいの圧倒的に長女
ダメンズ・ウォーカーの特徴は、圧倒的長女が多いと言うこと。
次女以降にも同じ傾向が見られるが、少しだけ特徴に違いがある。
その違いについても述べていく。
- しっかり者の長女
- 頭の回転が早い(先のことを見通せる力に長けている)
- 自立している(経済的)
- エンパス体質(共感力が高い)
一つずつ解説していく。
しっかり者の長女
圧倒的に長女率が高いのが特徴だ。
さらに細分化すると、世話好き、責任感が強い、真面目、断れない、などがある。
「お姉ちゃんなんだから!」と言われて育った長女は、何か起きたときの解決能力が高い。
その反面、責任は全て自分にあると思い込んでしまう。
自分のせいで起きたことでなくも、自責の念を強く持ってしまうので、自己肯定感がすり減る。
自分と他人の線引きがうまくできないので、特に集団になるほど、「私のせいかな」「私がダメだからこうなった」というふうに、うまくいかないことは全て自分に紐付けて考えてしまう傾向にある。
・次女以降は当てはまらないのが特徴。
・長女と違うポイントは、彼女らは自分のお世話をしてくれてチヤホヤしてくれる人を選ぶ傾向にある。
・彼女らは自己犠牲は決して払わない。甘え上手で、計算高く、自分に面倒な役回りが回ってこないようにするプロ。
・あざとさがよくわかっていたりする。
長女ではないダメンズ好きの女性は、金しかないクソ男(しかもそのお金は悪いことして儲けてる)とか、世話はしてくれるけどヤク中を選ぶといった、ダメンズの傾向が違う。
長女はお世話をする、男を養ってしまう傾向。とにかく長女は自己犠牲を払う。
頭の回転が早い(先のことを見通せる力に長けている)
これも長女に多い。
長女は常に先回りして物事を考え判断することを強いられている。
弟や妹を引っ張っていかなければいけないし、母親の手を煩わせないように、とにかく迷惑をかけないように行動をしてきた。そのため、頭の回転が早い。
大体のことは先回りして動いている。仕事ではバリキャリになれる素質を持っているし、独立してもやっていける能力がある。
しかし、恋愛になるとこれが裏目に出る。
男は自分が女を引っ張っていきたい本能がある。「俺のおかげで」と思ってもらいたい。
男の存在価値は女が必要としてくれているかどうかで決まるもの。自己肯定観も、承認欲求も、自尊心も全て女に満たしてもらう。
女に満たしてもらえないと死んでしまう。それが男だ。
しかし、ダメンズ・ウォーカーは、女ではなく母親になってしまう。これがダメンズを量産してしまう最大の理由だ。
長女は人の世話に長けている。
弟や妹の親代わりをしていた、なんて当たり前にある話で、その呪縛が生涯にわたって続いている人もいる。
親でもないのに弟の親代わりをしたりと、自分の人生を捨てている長女はワンサカいる。
次女〜末っ子はこれは絶対ない。
人を使うのが得意で、自分が使われることは断じてない。自分が損をするような状況には持っていかない。トータルで損が少ない人生を送るのは、次女〜末っ子。
自立している(経済的)
長女は家族代表で頑張る。経済的に自立している傾向だ。
と言うより、頼ることができない甘え下手なので、自己解決をしようとする。しかもできてしまうから厄介だ。
経済的に自立と言っても、頑張るしかないから自立している(ように見えている可能性)。
自己犠牲で私が頑張れば大丈夫と思ってしまうからだ。
男性が「しっかりしているところが好き」と言ってきたら警戒しよう。それは、ヒモ気質が高い。
旦那をヒモ男にした過去
私の実例だが、旦那が次の仕事を見つけず退職したときに、私が働いて生活していた。
私は仕事は大嫌いだ。朝も苦手だし、通勤がとにかく苦痛で仕方がない。本当は旦那に頑張って欲しかったけど、「大変なときはお互い様」「いつか返しくれればいい」と思っていた。
こびり付いた自己犠牲マインドで、仕事をがむしゃらに頑張った。仕事がしんどかった私は、とっとと妊娠して退職をした。
次女 〜は他人のために頑張らない。
男は稼いでなんぼ、働いてなんぼと思っているので動かし方がうまい。自分が頑張ればいいではなく、あんたが頑張れよ、のマインドがある。
つまり、男の扱い方、動かし方がプロだ。男の役割を理解している。
男の自己肯定感を上げるプロ、男の役割を担わせるプロである。
エンパス体質
共感性が高い。
他人の感情、ちょっとした空気感の変化にすぐに気づく。
自分ごとのように他人の感情が入ってきたりする。日本人は4人に一人がエンパス体質と言われている。つまり、察すると言う文化があるのはそのため。
長女は人一倍空気を読む能力に長けている。
長女は母親から守ってもらった体験が少なく、自分でどうにかして生きている人が多いから。
他人の不幸を自分のことのように捉えてしまうので、困っている人を見たら放って置けない。困難な状況にある人を自分を蔑ろにしてまで救ってあげようとする。
女ではなく母親になってしまう。
男にとってそれは居心地がいいが、結果としてダメンズににする行為。
母親になると男が頑張らなくなり、ダメ男へ導線の出来上がり。
ダメ男育成して200万円横領された話
新宿二丁目で出会った男性とワンナイトをし、そのまま交際に発展。すぐに私の家で同棲が始まった。
彼は、バツイチで元嫁と息子と千葉の2世帯住宅で生活をしていた。いろいろ突っ込みどころがあるが、その生活を捨て私の家に同棲同然で暮らしていた。
その2ヶ月後、二人で住むマンションを借りて正式に同棲が開始。
ここからおかしくなっていく。彼の変化。
- 昼の14時すぎまで寝ている
- 仕事をしているのかわからない状態
- 375優先で仕事をしなくなった
- 情緒不安定になり始めた→理由はお金がないから
出会ったときは、月に80万円を稼ぐ不動産の営業マンだった。なのに、なぜいつからこうなったのか。
おそらく、ダメ男の伸び代を最大限、伸ばしてあげてしまったっぽい。
私はダメンズ・ウォーカーだ。
しかもかなり根っこが深く、改善できるのかわからないレベルだ。救いようがないと言っても過言ではない。私も諦めている。
恋愛における身体的、精神的、経済的なダメージは毎度、人間をやめたくなるレベルだ。
チャレンジして恋愛をするよりも、恋愛を避ける方がリスクヘッジになる。ダメージも少ない。
次に恋愛してダメージを食らったら、人間を保つパワーゲージが枯渇する。おそらく、次は妖怪になると思う。
人間を保てない妖狐・鞍馬のイメージだ。(幽遊白書)
他人のことはよくわかるのに、自分のことになると全く見えなくなる。だから、人生には意味があって面白いのかもしれない。
神様が与えてくる試練は非常に非情だ。
ダメンズ・ウォーカーの長女が幸せになる方法
最初にも述べたが、ダメンズ・ウォーカーは幸せになる要素を持っている。
ちょっと力の使い方がわからなかった不器用な女なだけ。
女には転機があって、33才から能力と出会う人のバランスが釣り合ってくるそうだ。
スピリチュアルで師事する人が学んでいたとある、能力者が言っていた。(テレビにもでている有名人なため、名前は伏せておく)
33才前後までは、男で苦労するものだそう。あなたが悪いのではない。今は、ひたすら学習のときなだけ。
では、ダメンズウォーカーが幸せになるためにやることは以下の三つだ。
- 母親ではなく女になる
- 世話をするのではなく、稼がせる
- 男の価値を上げる
これまでやってきたことと逆のことをしよう。
おそらく長女は女を振舞うことにマインドブロックがめちゃくちゃあるかと思うが、そこは幸せのために振り切る。
したいかしたくないかではなく、それが幸せに必要かどうかで考えよう。
母親ではなく女になる
過度な気遣い、お世話はやめよう。
男は気遣いができる女を好きになりやすいが、たちまち母親になる。
専業主婦とか子育てに専念したい女子ならそれでもいいが、すぐに女として見られなくなり、ただの家政婦になる。
適度に気遣いはしつつ、わがままに振り回すくらいがいい。
男は少し背筋がピンとしているくらいがちょうどい。男のプライドを保つためのストレスはかけるべき。そのほうが誠実でいてくれて、向上心を忘れない。
一度失うものがなくなると、とことんプライドを捨てるのが男だ。そうなると不幸のどん底に陥るので、油断させてはいけない。
世話をするのではなく、稼がせる
次女で甘え上手、男を転がすのが天才的な女子がこう言っていた。
「男は稼がないと存在意義がない。だから稼がせて当然。高額な物を買って当然、払って当然だ。それくらいの男気が必要。」
なるほど。
男はプライドを損ねることはしたくない、乗せられたらお金は使う。見栄のために。そこをくすぶらせることができる女が勝つのだ。
この次女ちゃんは、男をステータスと金だけで判断する。振り切っていて気持ちがいい。
勉強にはなったが全てを真似したいとは思わない。良心、礼儀やモラルは最低限持っていたい。そこは人として。
男の価値=狩=食べる=生きる=お金
「仕事やめてきた?私がしばらく稼ぐから好きなこと見つかるまで少しゆっくりしな」
こんなセリフを言ったらアウトだ。その男は一生あなたを守ろうなんて気は起きなくなる。
「金がない?借金でもしてこい。お前の役割はなんだ?男は稼いでご飯食べさせてくれなかったら価値ないよ?」
これくらいのスタンスでいた方がいい。あなたの女としての価値を維持させる。無償の愛を与えるのではない、守る物を守るための力を付けさせるのだ。
男女平等を叫ばれる世の中だが、男女は平等では全くない。
性別の違いや役割の違いを示す。
女性は子供を産み育てられ、仕事もできるが、男に子供は産めない。この違いは、女性が社会進出しても変わることはない、つまり平等はありえない。
そこを忘れてはいけない。女は、男と違う。男は狩をすることが役割。それすらもしなくなったら生物としての役割ももはや果たしていないではないか。
狩をしない代わりに子どもを産み育てるなんてできないのだから。そのてん、女性はどちらもできる。しかし、根本的に違うのだから男を甘やかしてはいけない。
ダメンズ・ウォーカーの語源になった本は以下です。
- ダメンズ・ウォーカーは長女が陥りやすい
- 母親ではなく女になる
- 獲物ではなく、魚の釣り方を教える